こんにちは、きょーじです。
今回は、八重山諸島No.1店ともいわれる西表島の食事処「はてるま」について紹介します。
お店の特徴はこんな感じです。
- 西表島の旬の食材を使った丁寧な料理が食べられる
- おまかせメニューのみ
- 予約必須の人気店
- 幻の泡盛「泡波」が飲める
店主が自らが採った野菜や、釣った魚を使う料理で、西表島産の自然そのものを味わうことができます。
「はてるま」というお店の名前は、お店を開いた女性が、波照間島生まれであることが由来だそうです。
現在は、息子さんが営業されています。
泡波と島の味 はてるま
店内はとても落ち着いた雰囲気です。席数は15-20席ほどで、僕が訪れた日も開店とほぼ同時に予約のお客さんで満席になりました。
当日の5日前に予約の電話をしましたが、僕が最後の1組でギリギリ予約させて頂くことができました。
食事はおまかせのみです。料金は、5,500円前後でその日によって多少価格の変動があります。
飲み物のおすすめは、なんといっても店名と同じ島、波照間島で作られている幻の泡盛「泡波」です。
八重山の食材との組み合わせは、最高です。
泡波を水割りで頂きましたが、氷や水の器も素敵です。
ちなみに、メニューに「カラカラ」という表記がありますが、これは沖縄独自の酒器のことで、カラカラ小が一合、大が二合サイズです。
料理
一品目は、「西表島産のもずく酢」です。
真ん中に乗っているきゅうりの横にあるものは、「てぃらじゃー」と言われる、沖縄で獲れる貝だそうです。
酸味が強すぎず、適度にさっぱりとして上品な味わいです。
二品目は「お刺身(2人前)」です。
手前のお刺身から左周りに
- さより…脂肪分が少なく淡泊な味
- 沖ボラ…西表島の人から愛されている魚。
- 島ダコ…八重山で獲れたワモンダコ
- モーイ豆腐…モーイとは、沖縄近海でとれる海藻の一種で、それを固めたもの。
- コーフ…海水と淡水が混じり合う場所に生息する汽水魚。味が濃く美味しい。
提供してくれる女将さんが、一品一品丁寧に料理の説明をしてくれるので、より美味しく味わうことができます。
続いては、「長命草とさよりの南蛮漬け」です。
長命草の爽やかな苦味と、さよりの南蛮漬けの組み合わせがたまらないです。
家で作れるなら、毎日でも作ってお酒のつまみにしたい。。
「さよりのせんべい」です。
さよりだけで本日3品目。なのに、まったく飽きずに楽しめます。この創造性が人気の所以なのでしょう。
味はついているので、そのまま頂けました。ほどよい塩味と、パリッとした食感。
「島豚のラフテーと八重山の米味噌」
ラフテーは脂抜きをしているので、ほぼゼラチンだそうです。とろとろの島豚、八重山の米みそ、ゴーヤと上品で沖縄らしい一皿。
「島魚の和風オーブン焼き」(上がコーフ、下がさゆり)
シンプルな調理方法ですが旨みのある料理でした。
他にも、冬瓜の煮物、ウリの酢の物、カーナーという海藻の炒め物、バンシル(ぐぁば)のゼリーなどを頂きました。
このために西表島に行く価値あり
運ばれてくる料理がすべて優しい味で、丁寧に作られていて、なにを食べても美味しく感動します。
西表島には、ジャングルや河川、マングローブ林など豊かな生態系があり、2021年には世界自然遺産に登録されました。
その自然を体験できるたくさんのアクティビティツアーがありますが、実は西表島の豊かな自然を最もよく感じられるのは、このお店かもしれません。
ぜひ、人生で一度はこちらのお店に行ってみてください!
それでは、さよなら〜
定休日 | 日曜日(他にも食材調達のため休みになることもあります) |
営業時間 | 18時~23時 |
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町南風見201−73 |
場所 | Google Map |
駐車場 | あり |
予約方法 | 電話 |