こんにちは、きょーじです。
今回は、八重山諸島の人気離島「西表島（いりおもてじま）」を紹介します。
基本情報
日本最後の秘境とも言われる西表島は、沖縄県内で本島に次いで2番目に大きい島です。
島のおよそ90％が亜熱帯性の原生林に覆われたジャングルで、天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシなどのほか、亜熱帯の珍しい動植物が数多く生息しています。
西表島での遊び方は、なんといってもジャングルトレッキングやカヌーツアーがおすすめです。
| 人口 | 約2400人 |
| 面積 | 289km2（参考：石垣島 222km2） |
| 標高 | 469.5m |
| 学校数 | 6校（小学校4校、小中併置校2校）高校はない |
行き方
西表島までの行き方は、石垣島の離島ターミナルから高速船で約40分〜50分で行くことができます。
西表島は、大きな島なので港が2つあります。北（上）にあるのが「上原港」、南にあるのが「大原港」です。
石垣島からどちらの港にも高速船がででいます。ツアーやホテルの送迎場所やレンタカー屋さんの予約場所をしっかり確認し到着する港を間違えないようにしましょう。
高速船のチケットは当日窓口で購入することができますが、GWや夏季シーズンは、高速船が満席になってしまうこともあります。
事前にインターネットで予約して行くことをおすすめします。
移動手段
西表島は大きな島なでの移動は主にレンタカーを利用します。
他にも、「レンタバイク」「路線バス」「貸切観光バス」「タクシー」「レンタサイクル」などが利用できます。
ホテルに宿泊したり、ツアーに参加する場合は、港やホテルまで送迎をしてくれることがほとんどなので、レンタカーは不要です。
おすすめスポット
ピナイサーラの滝
こちらは、沖縄県で最大の落差（約55ｍ）を誇る滝です。
滝の上まで行くことができ、カヌー（約40分）＋トレッキング（約50分）の合計90分で到着できます。
崖になっているギリギリまで行くことができるのですが、僕は足が震えながら、上の写真を撮りました。
滝の上でランチ（ソーキそば）を食べることができるツアーもあります。
ゲータの滝
段になっているのが特徴の滝で、日本テレビの人気番組「世界の果てまでイッテＱ」で紹介されて知名度が更に上がった滝です。
片道トレッキング約1時間ほどで、半日のツアーで行くことも可能です。
途中、滝壺で遊んだりできるので楽しくトレッキングができます。
西表島には、大小100以上の滝があり、この他にもマヤグスクの滝、ナーラの滝などの有名な滝があります。
マヤグスクの滝は、トレッキングで片道3時間かかるので、体力に自信のある方におすすめです。
また、夏季シーズンは暑くなるので、長距離のトレッキングは体力を要するので、冬（12月〜3月頃）の涼しいシーズンがおすすめです。
ナーラの滝は、船でしかたどり着けない秘境で、約2時間のカヤックと30分ほどのジャングルトレッキングで到着します。
滝壺では、飛び込みや水遊びなど自由に楽しむことができます。
由布島
由布島（ゆぶじま）は、西表島から水牛車で海を渡って訪れることができる島です。周囲は約2kmほどしかなく、歩いて約30分で島を一周できます。
島全体が植物園になっていて、一年を通して色鮮やかな南国の花々を見ることができます。蝶々園、水牛の池、旧校門跡などが見どころです。
由布島への行き方
水牛車乗り場までは、レンタカーか路線バスで行くことができます。
| 大原港から | 車で約20分 |
| 上原港から | 車で約30分 |
| 水牛往復料金 | 大人1720円子供860円 |
| 駐車場 | あり |
| 営業時間 | 9:30-16:00(入園締切15：15) |
仲間川
日本最大のマングローブ林、仲間川では、樹齢約400年の日本最大「サキシマスオウノキ」や、西表島内には東部にしか生育していない「マヤプシキ」など、貴重な植物を見ることができます。
カヤック体験をしたり、予約なしで乗れるクルーズ船に乗ってのんびり景色を眺めたりなどもすることができます。
バラス島
別名「奇跡の島」と言われているのが、このバラス島です。
島と言っても地図には載っておらず、西表島と鳩間島（はとまじま）の間に、潮位が低い時間帯に出現するサンゴのかけらでできる、まさに奇跡の島です。
ツアーに参加すると、バラス島に上陸したり、周辺の海でシュノーケルを楽しむことができます。
船浮集落
船浮（ふなうき）とは、西表島内にある集落なのですが、道路がつながっていないので、船でしか行くことができない、まさに「陸の孤島」集落です。
船浮集落の人口は、約40人ほどで、小中学校もあります。
船浮集落への行き方
白浜港という場所から、船浮港まで船で10分ほどで行くことができます。
時刻表や運賃などは、船浮海運をご覧ください。
1日に5往復、運行しています。
白浜港までの行き方
白浜港までは、バスかレンタカーで行くことができます。
レンタカーの場合は、白浜港に無料で駐車することができます。
バスの場合は、上原港から白浜港まで、フェリーの時間に合わせて、フェリー会社がバスを無料運行しています。
日帰り？宿泊？
西表島は、大きな島で見どころがたくさんあることに加え、星空もキレイなので、宿泊することをおすすめします。
ですが、もし日帰りでしか行けなくても、帰りの高速船に合わせて、ツアーを終了させてくれるので、日帰りでも楽しむことができますよ◎
おすすめホテル
NEST Iriomote
こちらの宿は、1日3組限定なので、施設内で買ったお酒を飲んだりして、のんびり過ごせます。
部屋の目の前にプールがあるので、朝起きてすぐダイブすることもできます。
| 名称 | Hotel NEST Iriomote |
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町上原10番地189 |
| 場所 | Google Map |
| 宿泊料金 | 1泊13,500〜（2名利用時の1名料金） |
おすすめ飲食店
はてるま
西表島でダントツにおすすめのお店は、「はてるま」です。
地元の食材を使った、丁寧な料理は西表島の自然をよく感じられます。
こちらの記事に詳細を書いてあるので、ぜひ読んでみてください。
一隻
アダンやイノシシなど、地元の食材をたくさんたべることができ、メニューも豊富でお酒の種類も多いです。
時期によっては、予約が必要なので、上原地区に宿泊する方は、ぜひ予約をして行ってみてください。
以上です。
八重山諸島の離島は、どの島も魅力に溢れていますが、西表島にも、沖縄とは思えないほどの雄大な自然の魅力があります。
もしトレッキングやカヤックをしたい場合は、必ずツアーに参加するようにしてください。
ジャングルの中は危険がいっぱいですし、たまに遭難する人がいるようなので。。
おすすめのシーズンは、台風が来なくて、かつサガリバナも楽しめる、6月下旬頃です。ぜひ西表島でジャングル探検をしてみてください！
それでは、さよなら〜
